机の向き合い方

メンタルクリニックの診察・カウンセリング用の机では、

患者さんと医療従事者が席に着きます。また患者さんの横にはご家族が座ることも。

それぞれが対話しやすい向き、また落ち着く向きを選びながら、

ひとつのテーブルを囲めるよう角度や距離感を選べる円形のテーブルを制作しました。

院長からのご要望は「カルテを書きながら患者様の表情を見やすい円形にしてほしい」ということでした。

話を聞いてもらいたい患者さんに対し、顔を向けることで聞いていると伝わる安心感。

話を聞きながら同時にモニターに向かいカルテを書きやすい作業性が求められます。

PC作業に必要な奥行、患者さんにより異なる心地良い距離感になるべく対応したくテーブル天板の奥行を変えました。

向き合う角度は円弧に沿って自由に座ることで選べるようにしています。

医療者・患者さんそれぞれの居場所を緩やかに仕切るという間仕切りの用途もあります。

室内の大きさに合わせた机の最大長さは3m程度、奥行は63㎝~50cmまで変化します。

部屋に対して大きなボリュームとなる机の圧迫感を軽減するため、

テーブル天板は半径2.5mと2mの2つの円を少しずらし奥行を変化させて作られています。

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