トンネル

エントランス
エントランス

先の見通せるトンネルを作りました。

秋田県北部の町・大館市の幹線道路から40mほど敷地内のこみちを進むとトンネルがあります。

不安が和らぐ場所であることがそれとなく伝わるよう、先が見通せる場所として作りました。

先が見えない、見えていたはずが状況が変化し見えにくくなる。見えないから余計、不安になる。

見通しにくい状況が多い中、そこに立つとなんとなく落ち着くような見通せる場所にクリニックへの入口があります。

秋田杉で包まれるトンネルは木の香を感じ、豆砂利洗出しの粒感のある緩やかな坂を上ったり下りたりします。それは視覚のみではなく、五感で感じることを意識した作りです。

また建物が建つことで、その場所周囲の環境・雰囲気が変わります。どのような場所になっていくのか、新たに生まれる効果を様々に検証して、ある程度の想定とします。(複雑な現実は想定外も起こります)

ここでは幹線道路沿いの商業施設とその隣にある元は林の広い空き地を、トンネルによってともに意識しやすいようにつなぐ役目も持つことになりました。

人を招き入れたり、入った人が落ち着いたり。

トンネルの正面にはエドヒガンザクラが植わっています。

季節の変わり目を伝えてくれる、また年々の変化も伝えてくれることでしょう。

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