槌谷建一設計室が考える

ふつう

普段どのように生活、お仕事されているのかに興味があります。
それぞれの ふつう を掘り下げて無意識に行われているようなことが新たな場所づくりの手掛かりとなる事が多々あります。
人ならでは、場所ならではの ふつう から生まれた新しい空間は、唯一無二でありながら使い心地・居心地の良い場所になるのではないかと思います。

周辺環境からの ふつう

周辺環境からの ふつう

建物が建つことで手前と奥が生まれます。道路向かいの状況など周辺環境からも建物へのアプローチをふまえ入り方を考えます。
外観は来ていただく方へのメッセージとなります。クリニックの場合には、どのよな医療サービスを提供するのかを来院者に伝えることにつながると考えています。
家のように落ち着いた ふつう の心地で医療サービスを受けて頂きたい。見通しの利く、風通しの良い状況となる一助となることが伝わる外観としています。

生活の中の ふつう

生活の中の ふつう

例えば、普段の生活の中で特にこだわりたいことを特別な体験に変化する。それは旅やお出かけの際に求める非日常なこととつながっているのかもしれません。
お風呂が好きな住まい手は、旅先での温泉の感覚に近くなったと旅行に行った際に自宅とのつながりを感じるそうです。
国際夫婦の住まいとして、日本文化を感じて頂けるように設えるということもありました。

営業の ふつう

営業の ふつう

大切にされている事や顧客との関係など、細かにお聞きします。営業の仕方について、日々慣習的に対応されている仕事の行われ方も細かにお聞きし体験させて頂きます。
顧客が時間を使って来てくださることへ付加価値を生み出してお返しできるように。
細やかな ふつう への視点が使い勝手の良い唯一無二を生み出せると考えています。

槌谷建一設計室が大切にしている

質感

空間とは一見、何もない空白の部分ですが、その雰囲気を作り出す要素は多岐に渡ります。
その組み合わせ方で特に大切に考えていることが、生活の中で8割以上使われていると言われている視覚以外の感覚で実感しやすい状況を作り出すことです。
肌感覚、匂い、音、味覚につながることに意識して、全身で居心地を感じていただけることが、心地よい時間を過ごして頂ける一助となると考えています。
また空間に居ていただく時間の中で、その時間を超えて蓄積された時間の長さを感じ取れる事も贅沢(心地よさの一つ)ではないかと感じています。

経年変化の 質感

リノベーションの案件では、既存部分が持っている時間の蓄積を生かしたいと考えています。劣化と捉えなければならない事も存在している場合はあります。
経年変化と捉えて、その場所にしか存在しない唯一無二の素材として扱うことも可能な場合があります。
既存の仕上材をめくり、その下地が持つ経年変化の質感に合わせて、新しく作業しやすい床を作りました。
新しい床も今後の作業によって変化していく表情が馴染みやすいように工夫しています。

包む 質感

包まれるように感じてもらえるように。丸みのある形状と柔らかな仕上によって肌感覚に合う仕上げとしています。
また用途に応じて、仕上方を変えながら柔らかくなりすぎないよう微調整を行う場合もあります。
境界線を出したり、出さなかったり。全体を見据えながら、時と場合によって細部を細やかに仕上げていきます。

肌感覚の 質感

手に触れるもの、足で踏むもの、肌感覚に近いものは特に意識をして検討します。
職人さん達と原寸で考える時間はとても貴重で、それは作り手の楽しい時間でもあります。
また、ともに細部を検討できる職人さんの存在はとても貴重です。

槌谷建一設計室が大切にしている

コミュニ


ケーション

ひとつの場を共有して過ごす人たちのコミュニケーションがどのように行われると、その場所ならではの居心地となるかを考えています。
それは対話をするということでもありますが、お互いの気配をどのように感じるかということだけでも、場を共有するコミュニケーションの方法のひとつと捉えています。
ひとつの場所で別々に過ごしている時に、どのようなシェアの状況を作れるかということもテーマのひとつです。

接客の コミュニケーション

顧客と1対1となる施術空間をどのように居心地よくするかを考えました。
座る視線の高さ以上に囲まれ、圧迫感は感じにくい程よくプライベートな空間に。
立っている美容師さんには店内が見渡せるような角度を作っています。
今後の展開にも対応可能な可変できる間仕切り鏡台を、居場所の拠り所に計画しています。

自由な コミュニケーション

患者さんのコミュニケーションの取り方をより自由に、丸いテーブルによって話する時の向き合い加減を自分にあった角度で座れます。
また先生目線ではカルテを書きながら、患者さんの表情が確認しやすいように配慮されています。

家族の コミュニケーション

家族それぞれの場所で過ごしていてもお互いの雰囲気を感じ取れたり、家族が持っている何かシェアしたりお互いに見て手に取れたり。
家族が同じ時間を過ごすことが難しい状況でも、お互いの気配や状況を感じ取れる方法は色々とあります。

事例紹介

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